審査委員紹介

第23回:審査委員

審査委員長

内藤 廣東京大学大学院工学系研究科社会基盤学教授

PROFILE

1950年神奈川県横浜生まれ。1974年早稲田大学理工学部建築学科卒業後、1974~76年早稲田大学大学院にて吉阪隆正に師事、修士課程修了。1976~78年フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所(マドリッド/スペイン)、1979~81年菊竹清訓建築設計事務所に勤務し、1981年内藤廣建築設計事務所設立。2001~02年東京大学大学院工学系研究科社会基盤学助教授を経て、2003年~現職に至る。
代表作に海の博物館、安曇野ちひろ美術館、茨城県天心記念五浦美術館、十日町情報館、牧野富太郎記念館、倫理研究所富士高原研修所、島根県芸術文化センター、日向市駅など

これから応募するコンペ参加者にひとこと このコンペを通して提案される「風が切り開く21世紀の新しいデザインの地平」に期待したい。
http://www.naitoaa.co.jp

審査委員

新居 千秋東京都市大学教授/新居千秋都市建築設計

PROFILE

1948年島根県生まれ。1971年武蔵工業大学工学部建築学科卒業後、1973年ペンシルバニア大学大学院芸術学部建築学科ルイス・I・カーンコース卒業。1973年ルイス・I・カーン事務所、1974年GLC(ロンドン市)テームズミード都市計画特別局を経て1980年新居千秋都市建築設計設立。現在、東京都市大学(旧武蔵工業大学)教授、1979年~東京理科大学理工学部講師、1998年ペンシルバニア大学客員教授。
代表作に1992年水戸市立西部図書館(第18回吉田五十八賞)、1995年黒部市国際文化センター/コラーレ(日本建築学会・作品賞、アルカシア賞ゴールドメダル)、2002年横浜赤レンガ倉庫(日本建築学会業績賞)等。
現在昨年11月に完成した大船渡市民文化会館、秋田県由利本荘市の複合文化施設(2009年1月竣工)で自分にとって新しい型となる建築を目指している。
最も影響を受けたものは、私はLouis.I.Kahnの最後の生徒であり、最後の所員だったので、師の作品ではフィッシャー邸、キンブル美術館、oiii,09担当したポール・メロンセンター、ダッカ国会議事堂。
他にコルビジェのサヴォア邸、ライトの落水荘とジョンソンワックスなど。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 五感に応じる物の中でも風は今後の建築にすごく影響を与えると思う。身体的発想の中からあまり遠くの未来にいかず、人類が今まで培って来た事や、身の回りにある原則的な事から何かを発見してほしい。
http://www.chiaki-arai.com/

井上 隆東京理科大学理工学部教授

PROFILE

1954年富山県生まれ。1977年東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了後、建設省住宅局、東京大学工学部助手、東京理科大学理工学部講師、助教授を経て、現職。この間、ウィーン工科大学客員研究員(1997~1998年)。工学博士。
窓など透明部位における熱と光のコントロールを中心に、空気調和・衛生工学会賞(技術賞1990年、97年、2004年、05年、06年、08年、論文賞 2007年)、建築省エネルギー賞(1992年)、日本照明賞(1996年)、環境・省エネルギー建築賞建設大臣賞(1998年)、 PLEA(Passive Low Energy Architecture)Best Paper Award(2000年)、環境・設備デザイン賞(2003、05年)他を受賞。住宅のエネルギー消費実態を踏まえた環境負荷削減についても学会・行政等で活動。
感銘を受けた建築はコメルツバンク、ロイズ本社、ウィーン郵便貯金局、大徳寺弧蓬庵。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 温暖かつ自然環境と共存する文化を有するわが国がアジア等今後生活水準を向上させていく国々に発信すべきは通風・日射遮蔽の重要性、期待しています。
http://www.rs.noda.sut.ac.jp/~inoue-m2/indexj.html

大高 一博株式会社日建設計 常務執行役員 クライアントリレーション部門代表

PROFILE

1953年東京都生まれ、1978年早稲田大学大学院(建築環境工学・木村健一研究室)卒業後、日建設計入社。設備設計・環境計画を担当。この間1989 年から1年間、関西国際空港業務で英国オブ・アラップ社に出向。また大阪大学、同大学院、神戸芸術工科大学、早稲田大学大学院などの非常勤講師を努め現在に至る。
関西を中心に100棟を超える建築設備設計を担当。関西電力本店ビル、大阪ドーム、地球環境RITE本部研究所、咲くやこの花館大温室、大阪城ホールで空気調和・衛生工学会賞技術賞を、また神戸税関本館でJIA環境建築賞などを受賞。日本建築協会第2回「読者と選ぶ建築と社会賞」論考部門受賞「建築が環境格付けされる時代に向けて」。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 風と生きる建築」というテーマはワクワクします。私自身も建築設備設計の中でこだわってきたテーマです。建築単体だけでなく、建築群、街や都市にまで視野を広げた提案も歓迎です。物理的な風だけではなく快適性・環境心理などへの影響などもテーマに含まれていると思います。期待しています。
http://www.nikken.co.jp

可児 才介大成建設株式会社取締役専務役員

PROFILE

11967年早稲田大学理工学部建築学科卒業、1967年大成建設株式会社入社、以来設計本部に所属し、建築設計に携わる。2003年常務役員設計本部長、2007年取締役専務役員、現在に至る。
代表作に東西貿易・白河高原山の家(処女作)、浅草ROX(新架構)、小松ドーム(初めての市民ドーム)、札幌コミュニティドーム(雪国の市民ドーム)、さいたまアリーナ(可動建築)
JRセントラルタワーズ(立体都市)など。
影響を受けた建築家は恩師『吉阪隆正』、常に新しいことに挑戦するアーキテクト『エーロサーリネン』、サッポロドーム、下北ドーム等で協同した『原広司』。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 頭の中を真っ白にした上で脳みそをよく揉んで柔らかくしましょう。
http://www.taisei.co.jp/galerie/index.html
http://www.taisei-design.jp/de/index.html

妹島 和世建築家

PROFILE

日本女子大学大学院修了後、伊東豊雄建築設計事務所勤務を経て、妹島和世建築設計事務所設立。95年西沢立衛とSANAA設立。現在、慶應義塾大学教授。近作に、金沢21世紀美術館*、鬼石多目的ホール、トレド美術館ガラスパビリオン*、ニューミュージアム*他。現在、ROLEXラーニングセンター*、ルーブル・ランス*等が進行中。2006年には日本建築学会賞*、芸術選奨文部科学大臣賞美術部門を受賞。
*印はSANAA

これから応募するコンペ参加者にひとこと どこまで考えることができるか、想像することができるか、少し辛抱してがんばってください。

山田 幸夫久米設計代表取締役社長

PROFILE

1947年名古屋市生まれ。
在学(大学紛争)中、影響を受けた建築家黒川紀章建築都市設計事務所にて長期インターン後、1970年明治大学工学部建築学科卒業、同年㈱久米建築事務所(現・久米設計)に入社。多くの建築設計業務に従事の後、1998年からPM・CM分野を開拓。2002年プロジェクト開発本部創設、2005年設計本部長を経て2007年8月久米設計代表取締役社長に就任、現在に至る。
タイ国社会教育文化センター、韓国釜山ロッテワールド、ニッセイ総合研修所(BCS賞)、長崎原爆資料館(BCS賞)、戸板女子短大(東京建築最優秀賞、都知事賞)、霞が関合同庁舎7号館PFI、TBS赤坂サカスなど”時代の風と共に生き”てきた。

これから応募するコンペ参加者にひとこと あまりに観念的で実体建築から遠い案に興味はないが、盗みたくなるようなグットな発想の案であれば是非キミとコラボしたい。

松田 明彦東京ガス株式会社 都市エネルギー事業部長

コーディネーター

馬場 璋造建築情報システム研究所代表

PROFILE

1957年早稲田大学第一理工学部建築学科卒。1959年早稲田大学第一政経学部経済学科卒、新建築入社。1964年新建築編集長を経て、1990年建築情報システム研究所を設立。2002年に日本建築学会賞業績賞を受賞。
代表著書に、「生残る建築家像」(新建築社)、「策あり!都市再生」(共著 日経BP社)、「日本の建築スクール」(王国社)、「建築がまちを変える」(共著 日経BP社)、「こんな建築家になれるか」(王国社)、「コンペに勝つ!」(共著 新建築社)、「信頼される建築家像」(王国社) モットーは、「和而不同」。

これから応募するコンペ参加者にひとこと コンセプトも表現も独創的であること。

(敬称略)

第23回の入賞作品