審査委員紹介

第24回:審査委員

審査委員長

内藤 廣東京大学大学院教授

PROFILE

1950年神奈川県横浜生まれ。1974年早稲田大学理工学部建築学科卒業後、1974~76年早稲田大学大学院にて吉阪隆正に師事、修士課程修了。1976~78年フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所(マドリッド/スペイン)、1979~81年菊竹清訓建築設計事務所に勤務し、1981年内藤廣建築設計事務所設立。2001~02年東京大学大学院工学系研究科社会基盤学助教授を経て、2003年~現職に至る。
代表作に海の博物館、安曇野ちひろ美術館、牧野富太郎記念館、倫理研究所富士高原研修所、島根県芸術文化センター、日向市駅、虎屋京都店、高知駅など。
影響を受けた建築家は吉阪隆正、菊竹清訓、ライト、カーン、アアルト。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 真の新しさは、単なる思い付きとは似て非なるものです。自分の心情やライフスタイルから発したものであるはずです。次の時代を予感させる鮮度のある思い切った提案を求めます。
http://www.naitoaa.co.jp

審査委員

井上 隆東京理科大学理工学部教授

PROFILE

1954年富山県生まれ。1977年東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了後、建設省住宅局、東京大学工学部助手、東京理科大学理工学部講師、助教授を経て、現職。この間、ウィーン工科大学客員研究員(1997~1998年)。工学博士。
窓など透明部位における熱と光のコントロールを中心に、空気調和・衛生工学会賞(技術賞1990年、97年、2004年、05年、06年、08年、論文賞 2007年)、建築省エネルギー賞(1992年)、日本照明賞(1996年)、環境・省エネルギー建築賞建設大臣賞(1998年)、 PLEA(Passive Low Energy Architecture)Best Paper Award(2000年)、環境・設備デザイン賞(2003、05年)他を受賞。住宅のエネルギー消費実態を踏まえた環境負荷削減についても学会・行政等で活動。
感銘を受けた建築はコメルツバンク、ロイズ本社、ウィーン郵便貯金局、大徳寺弧蓬庵。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 温暖かつ自然環境と共存する文化を有するわが国がアジア等今後生活水準を向上させていく国々に発信すべきは通風・日射遮蔽の重要性、期待しています。
http://www.rs.noda.sut.ac.jp/~inoue-m2/indexj.html

尾崎 勝鹿島建設株式会社常務執行役員建築設計本部長

PROFILE

1972年東京大学工学部建築学科卒業後、同年に鹿島建設建築設計部入社。
2003年鹿島建設 建築設計エンジニアリング本部副本部長、2008年鹿島建設 執行役員 建築設計本部本部長を経て、現職に至る。代表作として西武ドーム(2001年学会作品選集)、長野市オリンピック記念アリーナ(1999年学会作品選集・選奨)、やまびこドーム(1995年学会作品選集)、出雲ドーム(1993年学会作品選集)、あきたスカイドーム(1992年学会作品選集)、日本大学第三学園第二体育館(1991年学会作品選集)など。
現在は日本の古建築にも興味を持つ。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 夢のような「シーン」の発想と、意表をつく「デザインと技術」のアイデアを期待します。

佐藤 信孝株式会社日本設計取締役常務執行役員環境・設備設計群長

PROFILE

1950年札幌生まれ、1973年北海道大学衛生工学科卒業、同年4月株式会社日本設計入社。東京を中心に多くの建築設備設計に携わる。2004年頃より環境・エネルギー領域のソリューショングループを立上げ、コンサルティング業務を推進。東京芸大非常勤講師、空気調和・衛生工学会副会長などを務め現在に至る。建築設備綜合協会副会長、建築設備技術者協会理事、都市環境エネルギー協会理事。
数多くの設計に関わったが、中でも設計から現場監理まで担当した新橋演舞場と品川インターシティを印象深い仕事にあげる。特に品川インターシティは、品川駅東口の基盤整備から関わり、苦労とともに良い思い出。
最も影響を受けた建築家は北大衛生工学時代に温感工学を学んだ、恩師「落藤澄」北大名誉教授。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 地球の資源を消費しながら「地球に生き続ける」ことは人類共通の命題です。そのためには地球上の動植物を含む全ての生態系が共存できる秩序を守ることが必要です。資源やエネルギーは有限ですので、「循環」の思想を基本に、身の回りの小さな循環から建築、都市、地球の大きな循環まで、広い視点からの提案を期待します。
http://www.nihonsekkei.co.jp/index.html

妹島 和世建築家

PROFILE

日本女子大学大学院修了後、伊東豊雄建築設計事務所勤務を経て、妹島和世建築設計事務所設立。95年西沢立衛とSANAA設立。現在、慶應義塾大学教授。近作に、金沢21世紀美術館*、鬼石多目的ホール、トレド美術館ガラスパビリオン*、ニューミュージアム*、ROLEXラーニングセンター* 、他。現在、ルーブル・ランス*等が進行中。2006年には日本建築学会賞*、芸術選奨文部科学大臣賞美術部門、2010年プリツカー賞*を受賞。
*印はSANAA

これから応募するコンペ参加者にひとこと どこまで考えることができるか、想像することができるか、少し辛抱してがんばってください。

千葉 学東京大学大学院准教授/有限会社千葉学建築計画事務所

PROFILE

1960年東京都生まれ。1985年東京大学工学部建築学科卒業後、1987年同大学大学院修士課程修了。同年、日本設計入社の後、1993年~ファクター・エヌ・アソシエイツ共同主宰。1993年~1996年東京大学工学部建築学科/キャンパス計画室助手、1998年~2001年東京大学工学部建築学科安藤研究室助手を経て、2001年千葉学建築計画事務所設立。現在は東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授やスイス連邦工科大学客員教授もつとめる。
代表作に「黒の家」、「MESH」、「日本盲導犬総合センター」、「WEEKEND HOUSE ALLEY」、「こどもの城」など。
影響を受けた建築家はル・コルビュジエ、ルイス・カーン、ハンス・ホライン、槇文彦、磯崎新など。

これから応募するコンペ参加者にひとこと
具体的な建築、空間、モノ、を通じて考え続けることが、建築の設計にとって一番必要なことだと思います。その思考の深度を是非表現して下さい。
http://www.chibamanabu.jp/

山田 幸夫久米設計代表取締役社長

PROFILE

1947年名古屋市生まれ。在学(大学紛争)中、影響を受けた建築家黒川紀章建築都市設計事務所にて長期インターン後、1970年明治大学工学部建築学科卒業、同年株式会社久米建築事務所(現・久米設計)に入社。多くの建築設計業務に従事の後、1998年からPM・CM分野を開拓。2002年プロジェクト開発本部創設、2005年設計本部長を経て2007年8月久米設計代表取締役社長に就任、現在に至る。
タイ国社会教育文化センター、韓国釜山ロッテワールド、ニッセイ総合研修所(BCS賞)、長崎原爆資料館(BCS賞)、戸板女子短大(東京建築最優秀賞、都知事賞)、霞が関合同庁舎7号館PFI、TBS赤坂サカスなど”時代の風と共に生き”てきた。

これから応募するコンペ参加者にひとこと あまりに観念的で実体建築から遠い案に興味はないが、盗みたくなるようなグットな発想の案であれば是非キミとコラボしたい。

松田 明彦東京ガス株式会社 都市エネルギー事業部長

コーディネーター

馬場 璋造建築情報システム研究所代表

PROFILE

1957年早稲田大学第一理工学部建築学科卒。1959年早稲田大学第一政経学部経済学科卒、新建築入社。1964年新建築編集長を経て、1990年建築情報システム研究所を設立。2002年に日本建築学会賞業績賞を受賞。
代表著書に、「生残る建築家像」(新建築社)、「策あり!都市再生」(共著 日経BP社)、「日本の建築スクール」(王国社)、「建築がまちを変える」(共著 日経BP社)、「こんな建築家になれるか」(王国社)、「コンペに勝つ!」(共著 新建築社)、「信頼される建築家像」(王国社) モットーは、「和而不同」。

これから応募するコンペ参加者にひとこと コンセプトも表現も独創的であること。

(敬称略)

第24回の入賞作品