審査委員紹介

第28回:審査委員

審査委員長

古谷 誠章建築家・早稲田大学 教授

PROFILE

1955年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院博士後期課程修了。早稲田大学助手、近畿大学工学部講師を経て、1994年に早稲田大学准教授に就任。1997年より同教授。1986年から文化庁の建築家芸術家在外研究員としてスイスの建築家マリオ・ボッタの事務所に在籍。1994年にNASCAを設立。2002~2011年韓国慶煕大学招聘教授。東京工業大学、東北大学、日本女子大学などで非常勤講師も務める。
代表作に「狐ヶ城の家」(1990年吉岡賞)、「詩とメルヘン絵本館」(1999年日本建築家協会新人賞)、「やなせたかし記念館」「會津八一記念博物館」「ZIG HOUSE/ ZAG HOUSE」「近藤内科病院」「茅野市民館」「桜山小学校」「小布施町立図書館」(日本建築学会作品選奨)、「茅野市民館」(2007年日本建築学会賞、日本建築学会作品選奨、日本建築家協会賞、BCS賞、2011年日本芸術院賞)、「実践学園中学・高等学校 自由学習館」(2013年度日本建築大賞) 。集合住宅に「バウムハウス」「高円寺南アパート」「代田の切通し」「UR赤羽台団地」、また都市住宅に「UNABO」「鶯庵」「T博士の家」など多数。
影響を受けた建築家はジョン・ヘイダックとカルロ・スカルパ、吉阪隆正。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 一度コンペに入選すると、なぜかクセになり、また入選します。他の人に真似のできない、あなたならではの独創的な提案を心掛けてください。

審査委員

伊香賀 俊治慶應義塾大学 教授

PROFILE

1959年東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了。株式会社日建設計設備設計主管、東京大学助教授、株式会社日建設計環境計画室長を経て2006年より慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授に就任。専門分野は建築・都市環境工学。博士(工学)。
伊藤忠横浜港北ビル、東京ドーム、山梨県環境科学研究所、岩手県立大学、明治大学リバティタワー、地球環境戦略研究機関(IGES)本部、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター総合開発推進棟、青山学院大学相模原キャンパス、梼原町総合庁舎などの環境・設備設計を担当し、空気調和・衛生工学会賞、サステナブル建築賞などを受賞。
著書に「建物のLCA指針」、「地球環境建築のすすめ」、「CASBEE入門」、「日本低炭素社会のシナリオ」、「建築と知的生産性」、「健康維持増進住宅のすすめ」、「熱中症」、「LCCM住宅の設計手法」、「最高の環境建築をつくる方法」(いずれも共著)ほか多数。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 健康維持増進、知的生産性、低炭素性、震災時の生活・業務機能維持性を考慮した建築環境デザイン提案を期待しています。

工藤 和美建築家・東洋大学 教授

PROFILE

1960年生まれ。1983年IAESTEスイス研修留学し、1985年横浜国立大学建築学科卒業後に1986年にシーラカンスを共同で設立。1991年東京大学大学院博士課程修了。1998年シーラカンスをシーラカンスK&Hに改組し、現在は同代表取締役の他、東洋大学教授も務める。
代表作に「千葉市立打瀬小学校」、「福岡市立博多小学校」、「坂井市立丸岡南中学校」、「さつき幼稚園」、「金沢海みらい図書館」、「大阪大学まちかね保育園」、「山鹿市立山鹿小学校」。
日本建築学会賞、日本建築学会作品選奨、日本建築家協会賞、文部科学大臣奨励賞、グッドデザイン賞、International Architecture Awardsなど多数受賞。主な著書に「学校をつくろう!子どもの心がはずむ空間」。
現在、「たくさんの人の中で、個の居心地の良さ」に興味を持つ。

これから応募するコンペ参加者にひとこと その空間に身を置いてみたいと思うような提案を期待しています。
http://www.coelacanth-kandh.co.jp/

車戸 城二竹中工務店 執行役員 設計本部長

PROFILE

1956年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科、同修士課程を修了後、1981年竹中工務店入社。入社後も1988年カリフォルニア大学バークレー校修士課程、1989年コロンビア大学都市デザイン修士課程など海外でも精力的に学び、竹中工務店設計部の部長、本部長などを経て現職に到る。
代表作に北青山吉川ビル、パシフィックセンチュリープレース丸の内、ヴィラ・ロンド、第一生命新大井事業所などがあり、BCS賞、グッドデザイン賞など複数回にわたり受賞を獲得している。
興味として、ケネス・フランプトンの建築史観を挙げる。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 結果を考えすぎず、ここで考えたことが自分の積み上げる思考の蓄積の一つとなって次にステップアップできるような提案をしてください。

田中 孝典株式会社 山下設計 代表取締役社長

PROFILE

1946年三重県生まれ。1970年名古屋工業大学建築学科卒業後、株式会社山下寿郎設計事務所(現山下設計)入社。1989年国際プロジェクト部部長、2001年常務執行役員、2003年取締役、2008年代表取締役副社長を経て、2009年代表取締役社長に就任、現在に至る。
代表作にエジプト博物館、ヨルダン国立博物館、エジプトテレビ局、バクダット放送局などの国際コンペ案件をはじめ、普連土学園、川崎ラゾーナ、BOCH研究所、筑波大学などの国内案件他、バングラデシュ、ミャンマー、ネパール、南アフリカ、ケニアにおける日本国大使館・公邸や、バングラデシュ農業大学院、フィリピン貿易センター、ビルマ園芸センター、スリランカ植物検疫所、ケニア林業センター、モザンビーク教員養成校、アジア太平洋障害者センターなどのODA案件。1980年以降は主に海外プロジェクトを担当。 海外プロジェクトを通じて多くの建築家、設計事務所、建設会社と協働した自身の経験から、「日本の設計事務所の国際化」を課題に挙げる。国際化の中で日本が彼らと戦って勝ち抜くには何をしなければならないか。求められる能力、チーム編成、リスク管理など、国際化に向けて体制強化が必要と感じている。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 28年間続く栄誉あるコンペです。果敢に挑戦して、自身の提案力、創造力を試す機会にしていただきたい。

西沢 立衛建築家・横浜国立大学大学院 Y-GSA 教授

PROFILE

1966年東京都生まれ。1990年横浜国立大学大学院修士課程修了後、妹島和世建築設計事務所に入所し、1995年妹島和世氏と共にSANAA 設立。1997年西沢立衛建築設計事務所設立。
代表作に、ディオール表参道*、金沢21世紀美術館*、森山邸、House A、ニューミュージアム*、十和田市現代美術館、ROLEXラーニングセンター*、豊島美術館、軽井沢千住博美術館 ルーヴル・ランス*等。
日本建築学会賞、村野藤吾賞、藝術文化勲章オフィシエ、ベルリン芸術賞*、プリツカー賞*など多数受賞。(*はSANAAとして妹島和世との共同設計及び受賞)
影響を受けた建築家はル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、フランク・ロイド・ライト、ルイス・カーン、オスカー・ニーマイヤー、ジョバンニ・バッティスタ・ピラネージ、ロバート・ヴェンチューリ、フランク・ゲーリー、レム・コールハース、アルヴァロ・シザ、原広司、伊東豊雄、妹島和世。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 新しい時代の感受性を感じさせる作品を期待しています。がんばってください。

野原 文男株式会社 日建設計 取締役常務執行役員 エンジニアリング部門副統括

PROFILE

1956年 東京都世田谷区生まれ。1979年早稲田大学理工学部建築学科卒業、1981年 同大学院修士課程修了後、同年 株式会社日建設計に入社。2002年 株式会社ビルディング・パフォーマンス・コンサルティング出向、2004年出向解除後、設備計画室長、同統括部長を経て、2007年執行役員 設備設計部門副代表、2009年執行役員設備設計部門代表、2013年常務 設備設計部門代表、日建設計総合研究所 代表取締役所長。現在に至る。
NEC本社ビル、東京ガス・アースポート、コナミ那須研修所、さいたま広域合同庁舎、泉ガーデンなどの環境・設備設計を担当。空気調和・衛生工学会技術賞、建築・環境省エネルギー賞(現サスティナブル建築賞)建設大臣賞、同理事長賞などを受賞。
2007年~2010年 早稲田大学 非常勤講師、2009年~2010年 慶応大学SFC 非常勤講師。2010年~2013年 JIA環境建築賞 審査委員。

これから応募するコンペ参加者にひとこと これからの社会が求める建築や都市を創るためには、固定観念に囚われない自由で大胆なアイデアが必要だと感じています。そのアイデアを実現させるために世界中のエンジニアが知恵を絞りたくなるような提案を期待しています。

児山 靖東京ガス株式会社 都市エネルギー事業部長

コーディネーター

馬場 璋造建築評論家

PROFILE

1935年川越市生まれ。1957年早稲田大学第一理工学部建築学科卒。1959年早稲田大学第一政経学部経済学科卒、新建築入社。1964年新建築編集長を経て、1990年建築情報システム研究所を設立。2002年に日本建築学会賞業績賞を受賞。
代表著書に、「生残る建築家像」(新建築社)、「策あり!都市再生」(共著 日経BP社)、「日本の建築スクール」(王国社)、「建築がまちを変える」(共著 日経BP社)、「こんな建築家になれるか」(王国社)、「コンペに勝つ!」(共著 新建築社)、「信頼される建築家像」(王国社)。
モットーは、「和而不同」。

これから応募するコンペ参加者にひとこと コンセプトも表現も独創的であること。

(敬称略)