審査委員紹介

第30回:審査委員

審査委員長

古谷 誠章建築家・早稲田大学 教授

PROFILE

1955年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院博士後期課程修了。早稲田大学助手、近畿大学工学部講師を経て、1994年に早稲田大学助教授に就任。1997年より同教授。1986年から文化庁の建築家芸術家在外研究員としてスイスの建築家マリオ・ボッタの事務所に在籍。1994年にNASCAを設立。2002~2011年韓国慶煕大学招聘教授。東京工業大学、東北大学、日本女子大学などで非常勤講師も務める。
代表作に「狐ヶ城の家」(1990年吉岡賞)、「詩とメルヘン絵本館」(1999年日本建築家協会新人賞)、「やなせたかし記念館」「會津八一記念博物館」「ZIG HOUSE/ ZAG HOUSE」「近藤内科病院」「茅野市民館」「桜山小学校」「小布施町立図書館」(日本建築学会作品選奨)、「茅野市民館」(2007年日本建築学会賞、日本建築学会作品選奨、日本建築家協会賞、BCS賞、2011年日本芸術院賞)、「実践学園中学・高等学校 自由学習館」(2013年度日本建築大賞、日本建築学会作品選奨)。集合住宅に「バウムハウス」「高円寺南アパート」「代田の切通し」「UR赤羽台団地」、また都市住宅に「UNABO」「鶯庵」「T博士の家」「N家」など多数。
影響を受けた建築家はジョン・ヘイダックとカルロ・スカルパ、吉阪隆正。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 一度コンペに入選すると、なぜかクセになり、また入選します。他の人に真似のできない、あなたならではの独創的な提案を心掛けてください。

審査委員

青木 淳青木淳建築計画事務所 主催

PROFILE

1956年神奈川県生まれ。1983年東京大学工学部建築学科博士課程中退後、磯崎アトリエを経て、1991年青木淳建築計画事務所主催、現在に至る。
代表作に、「馬見原橋」(1996くまもと景観賞)、「S」(1997年吉岡賞)、「潟博物館」(1999年日本建築学会作品賞)、「ルイ・ヴィトン表参道店」(2004年BCS賞)、「青森県立近代美術館」、「SIA青山ビルディング」(2008年グッドデザイン金賞)、「杉並区大宮前体育館」、「三次市民ホールきりり」など。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 目に見えないものが出発点になっているコンペ。どのような楽しいアイデアが出てくるか、楽しみにしています。

奥宮 正哉名古屋大学大学院 教授

PROFILE

1955年愛知県生まれ。名古屋大学理工学部建築学科卒業後、同大学大学院博士課程を修了し博士号を取得。名古屋大学工学部助手、中部大学講師・助教授、名古屋大学理工科学総合センター助教授、米国NIST研究員を経て名古屋大学大学院環境学研究科教授、総長補佐(施設整備担当)、施設・環境計画推進室長に就任。
空気調和・衛生工学会振興賞技術振興賞、建築設備技術者協会カーボンニュートラル賞、愛知環境賞など多数受賞。
企画・設計・施工・運用にわたるライフサイクルコミッショニング、ライフサイクルエネルギーマネージメントを実践しており、再生可能エネルギー・未利用エネルギーを各種形態で活用するシステムに興味を持つ。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 課題に示されているいろいろなヒント、アドバイスを、多面的な視点で考察したうえで、評価指標・評価軸を明確にした提案を期待しています。

工藤 和美建築家・東洋大学 教授

PROFILE

1960年生まれ。1983年IAESTEスイス研修留学し、1985年横浜国立大学建築学科卒業後に1986年にシーラカンスを共同で設立。1991年東京大学大学院博士課程修了。1998年シーラカンスK&Hに改組し、現在は同代表取締役の他、東洋大学教授も務める。
代表作に「千葉市立打瀬小学校」、「福岡市立博多小学校」、「坂井市立丸岡南中学校」、「さつき幼稚園」、「金沢海みらい図書館」、「大阪大学まちかね保育園」、「山鹿市立山鹿小学校」、「The University DINING(千葉商科大)」。
日本建築学会賞、日本建築学会作品選奨、日本建築家協会賞、文部科学大臣奨励賞、グッドデザイン賞、International Architecture Awards、JIA日本建築大賞など多数受賞。主な著書に「学校をつくろう!子どもの心がはずむ空間」、「図書館を作る」。
現在、「たくさんの人の中で、個の居心地の良さ」に興味を持つ。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 発想が豊かで、幸せを感じる提案を期待しています。
http://www.coelacanth-kandh.co.jp/

車戸 城二竹中工務店 執行役員

PROFILE

1956年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科、同修士課程を修了後、1981年竹中工務店入社。入社後も1988年カリフォルニア大学バークレー校修士課程、1989年コロンビア大学都市デザイン修士課程など海外でも精力的に学び、竹中工務店設計部の部長、本部長などを経て現職に到る。
代表作に北青山吉川ビル、パシフィックセンチュリープレース丸の内、ヴィラ・ロンド、第一生命新大井事業所などがあり、BCS賞、東京建築賞都知事賞、日本建築士連合会賞、神奈川建築コンクール中部建築賞、千葉県建築文化賞、日経ニューオフィス賞、グッドデザイン賞など多数受賞。
興味として、ケネス・フランプトンの建築史観を挙げる。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 結果を考えすぎず、ここで考えたことが自分の積み上げる思考の蓄積の一つとなって次にステップアップできるような提案をしてください。

千鳥 義典株式会社 日本設計 代表取締役社長

PROFILE

1955年東京都生まれ。1978年横浜国立大学工学部建築学科卒業後、同大学院工学研究科修了し、1980年株式会社日本設計事務所(現、株式会社日本設計)に入社。2012年には取締役専務執行役員 国際代表を務め、2013年代表取締役社長に就任し、現在に至る。
代表作に新潟県立近代美術館、新潟県立歴史博物館、中島町ふれあいセンター、渋谷マークシティ、山口県きらら元気ドーム、長崎県美術館、国立新美術館、中国シンセン中心区公園、中国佛山市新聞中心、中国天津泰達MSD複合開発、中国無錫総合交通ターミナルなど。日本建築家協会賞、建築業協会賞、グッドデザイン賞、日本建築学会作品選奨、日本建築学会環境賞、公共建築賞、鉄道建築賞ほか多数受賞。
国際部門の責任者を務めた経験から、「外国人と比較して日本人は自由な発想とコンセプチュアルな思考に欠けている」と感じており、自由な発想から生まれる建築に興味を持つ。

これから応募するコンペ参加者にひとこと 次の時代に繋がるような、自由な発想による大胆で意欲的な建築環境の提案を期待します。

野原 文男株式会社 日建設計 取締役常務執行役員 エンジニアリング部門副統括

PROFILE

1956年東京都世田谷区生まれ。1979年早稲田大学理工学部建築学科卒業、1981年同大学院修士課程修了後、同年 株式会社日建設計に入社。2002年株式会社ビルディング・パフォーマンス・コンサルティング出向、2004年 出向解除後、設備計画室長、同統括部長を経て、2007年執行役員 設備設計部門副代表、2009年執行役員 備設計部門代表、2013年常務 設備設計部門代表、2014年取締役常務 設備設計部門代表、2015年取締役常務 エンジニアリング部門副統括、日建設計総合研究所 代表取締役所長(2013年~)。現在に至る。
NEC本社ビル、東京ガス・アースポート、コナミ那須研修所、さいたま広域合同庁舎、泉ガーデンなどの環境・設備設計を担当。空気調和・衛生工学会技術賞、建築・環境省エネルギー賞(現サスティナブル建築賞)建設大臣賞、同理事長賞などを受賞。
2007年~2010年 早稲田大学 非常勤講師、2009年~2010年 慶応大学SFC 非常勤講師。2010年~2013年 JIA環境建築賞 審査委員。

これから応募するコンペ参加者にひとこと これからの社会が求める建築や都市を創るためには、固定観念に囚われない自由で大胆なアイデアが必要だと感じています。そのアイデアを実現させるために世界中のエンジニアが知恵を絞りたくなるような提案を期待しています。

吉岡朝之東京ガス株式会社 執行役員 都市エネルギー事業部長

アドバイザー

馬場 璋造建築評論家

PROFILE

1935年川越市生まれ。1957年早稲田大学第一理工学部建築学科卒。1959年早稲田大学第一政経学部経済学科卒、新建築入社。1964年新建築編集長を経て、1990年建築情報システム研究所を設立。2002年に日本建築学会賞業績賞を受賞。
代表著書に、「生残る建築家像」(新建築社)、「策あり!都市再生」(共著 日経BP社)、「日本の建築スクール」(王国社)、「建築がまちを変える」(共著 日経BP社)、「こんな建築家になれるか」(王国社)、「コンペに勝つ!」(共著 新建築社)、「信頼される建築家像」(王国社)。
モットーは、「和而不同」。

これから応募するコンペ参加者にひとこと コンセプトも表現も独創的であること。

(敬称略)