入賞作品

第1回 : 市街地に建つメンバーズ・スポーツクラブ

最優秀賞

最優秀賞

森村武雄

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COMMENTS

審査委員長 内田祥哉
入選案の中にも、夢を追うものもあれば、現実をとらえたものもある。しかし、最優秀案はその間でバランスをとって軽快であった。これがその道のベテランの作品であったことを知って、審査員一同敬服した。若い人の作品かと考えたときもあったが、若い人にはできない若々しい作品というべきか。
審査委員 石福 昭
最優秀一点、入選三点は、そのアイデア、技術、表現ともにきわめて高水準であった。とくに最優秀案は、今日からでも経済的に十分成立するプロジェクトとなるだろう。この現実的なアイデアを、このように魅力的に表現した力量を高く評価したい。
審査委員 伊東豊雄
鉄道の軌道上にテントらしきドームを並べ、仮設的なフレームでユニークなスポーツ空間をつくりだしている。駅間を結ぶチューブ状のジョギングコースなども含め、現代都市に相応しい軽快で楽しい空間を暗示させる。
審査委員 阪田誠造
距離のある駅を結んで、二つの駅上スポーツクラブをジョギングコースで結ぶ構想は、川の水の利用(とくに新しくもありませんが)の設備システムなど、すべて都市的スケールの中で展開するとらえ方が、「建築環境デザインコンペ」にピッタリであったといえるのかもしれません。
審査委員 松尾 陽
着想の卓抜さが光った。必ずしも完成度が高いわけではないが、それがかえってこの先の展開の楽しみを残すという魅力になっていると感じられた。燃料電池と河川水利用のHPというシステムの組み方もさすがと思われた。
審査委員 柳澤孝彦
新鮮な切り口を見せて、きわめて印象的であった。ホリゾンタル・トランスポーティションとしてのインフラストラクチャーをスパインとして、スポーツという運動移動性やエネルギーの搬送移動性をラップさせ、それらの流れを視覚化した新しい都市の空間構造の提案と受け止めた。
審査委員 秋山哲郎
市街地の軌道上空間を有効利用してスポーツクラブを設置するといった着眼点と実現可能性のある点で一歩抜きんでていた。