入賞作品

第4回 : エコロジカル・パーク

特別賞

特別賞

夏野剛、児山靖、山城耕司、田中一史、武田晃成、樺山豊久、山東美和子

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COMMENTS

審査委員長 槇 文彦
特別賞となった「Ecological Core」(夏野案)、また優秀作品の「フィブラの木」(岡本案)は、それぞれ独特の思想を展開した、きわめて興味深い作品であった。
審査委員 内井昭蔵
都市の構造の中に植物を絡み込んだ巨大なコアをつくり、呼吸させ都市に新鮮な気を送る装置としている。この種のバイオ的発想はほかにも数多くあったが、既存都市の中に組み込むという点で、形態はともかくリアリティが感じられた。
審査委員 小倉善明
一般的な建築のコアという概念を見直したと評価する。やや抽象的ではあり、表現の点ではややぎこちないが、多くの視点を提起している。
審査委員 木村建一
本来生態系とは、生物学の用語である環境に生育する植物がその環境に適合した形態を示すことを学ぶ学問であるから、抽象的でなく具体的で定量的でなければならない。建築の形態も同様に環境に適応したものでなければならない。その点で特別賞の作品は、ステップを踏んで生育する形態を示したことは定石どおりといえる。
審査委員 六角鬼丈
都市の病巣を批判し、大気の呼吸、樹木による地表温度の調節を織り込み、緑の侵食をテーマに生息圏の奪回をイメージするもので。最優秀作と対極をなした。
審査委員 田和恭介
無秩序に拡散していく都市をエコロジカル・コアでまとめ、都市活動を自然のサイクルに収めつつ、エコロジーの輪を広げて都市を再構築していく発想は実現性も感じられ、引きつけられました。