入賞作品

第9回 : パブリック・サービス・プレイス

優秀賞

優秀賞

池田靖史、國分昭子、門脇直樹、村田博道

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審査委員長 内井昭蔵
地域都市の水循環システムの提案であった。人間にとって根元的な存在である「水」を中心とし、パブリック・サービス・プレイスを構成して、その理念を実に美しい表現で示した。
審査委員 香山壽夫
抜群のデザイン力、着想の的確さで、最初から群を抜いていた。最優秀賞になっても当然な案であった。ここには若い確かな才能の誕生を知る喜びがある。
審査委員 田中俊六
高いデザイン上の手腕が認められ、また、水循環システムにも説得性がある。
審査委員 内藤徹男
最優秀賞作品とは対照をなす硬質の作品だが、端正なスペースの展開、満々とたたえられた水面に、避難者の心にも平静が広がっていくのではないだろうか。災害時だけでなく、都市の水循環設備として健全な働きをなす、しっかりとしたコンセプトが構築されている。最優秀賞作品とまったく遜色のない作品である。
審査委員 長谷川逸子
東京というカオス都市が二十一世紀も活力ある場であるために、パブリック・サービス・プレイスがどうあったらよいかと考えるとき、緑や水など自然をもって、人びとに住みやすい快適さを与えるシステムを導入することが急ぎ必要だと私は考えている。そうした考えを緑のネットワークによって実現させんとする青柳+三名案(佳作賞)や、水面を配置してその空間が持つ豊かさによって再生したいとする池田+三名案、この二点を私は大きく評価した。
審査委員 松尾 陽
私が最優秀と思ったのは池田+三名案であって、環境のコンセプトを、とくに新規性はないものの、システムに具現化する手際がよくて、上物との結びつけ方も間然するところがない。