入賞作品

第11回 : 新しいタイプの都市公園

最優秀賞

最優秀賞

浅利徳男、沼田和清
[協力]渡辺昌之、川合英介、浜内孝英

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COMMENTS

審査委員長 黒川紀章
ビジネス街の歩道沿いに噴き出る水の列柱をクーリングタワーの代わりに、ランドスケープをつくるというもので、その意外性は抜群で、設備の省エネシステムの提案もしっかりしている。ただ、既存の歩行者空間をもう少し改良してほしかった。
審査委員 石山修武
技術の楽天性そのものが持つシニカルな文化的価値が同時に表現されて出色である。これがホンの一部でも実現されれば、東京はエッフェル塔をしのぐ都市的景観を持つことになるだろう。
審査委員 大野秀敏
定温動物が暑くなると「汗」をかくように、路上に噴水が出現するというアイデアである。都市の息づきを感じさせるところが魅力的である。近年の目先だけの道路環境整備に比べて、骨太で爽快である。
審査委員 小玉祐一郎
現代版打ち水。技術的なフォローも巧みで、すぐにでも実現可能なように思わせる。ヒートアイランドの軽減という重い課題に対応しながら、さわやかな水音と一陣の風を感じさせる。
審査委員 中島康孝
都市砂漠を噴水で演出し潤す風景は突出しており、水処理再生システムをはじめ、ヒートポンプによる未利用エネルギーの活用および温度差発電システムまでも路面下に組み込んだ、既存都市改造も実現性十分な作品。
審査委員 中園正樹
時間によって高さが変化し、間欠のリズムが変化する状況は、混乱する都市デザインに、フィルターをかける効用もあり、夜間のライトアップされた水膜が公共アートにもなりうると考え、審査の初期段階から文句なしであった。
審査委員 長屋 勝
一日の時間の経過の中で、水と光による色の変化がまぶたに浮かんでくるような気がします。