入賞作品

第12回 : 都市の部屋

優秀賞

優秀賞

萩原裕一

作品の全体を見る PDF(0.9MB)

COMMENTS

審査委員長 岡田新一
既存都市施設であるガソリンスタンドを、都市生活の中に深く浸透しつつある情報社会と都市の自動車交通とを結びつける場にする、という新しい試みを提案するものであり、示唆に富むものでした。
審査委員 大野秀敏
車の相乗りをインターネットの活用によって効率化し、自動車交通の総量を減らそうという提案であり、ガソリンスタンドをその拠点として活用し、新たな「都市の部屋」にしようというものである。現在ガソリンスタンドは過剰であり、今後多数の廃墟が予測されているだけに現実味がある。これには急激に変化を遂げる現代都市の施設の転用という重要な課題も視野に入っている。プレゼンテーションも要を得て優れた案と感じた。ただルーバーをめぐらした外壁表現などはイージーであり、大屋根にとりつくという「equipment」と共に「real space」の魅力をもう少し描き込んでほしかった。
審査委員 小玉祐一郎
ガソリンスタンドに多くの機能を持たせることで都市の交通量を減らそうという現実的な提案。
審査委員 中園正樹
既成の建築の概念から一歩飛び出し、この施設をつくることによって、環境を変えていこうというアイデアです。都市からスタンドがなくなりつつあり、かつコンビニエントな場所にある施設をこのように変化させていこうという考えは、素敵だと思います。さらに望むなら、エネルギーパックが充実して、ここで情報交換の密度が濃くなれば、新システムとして可能性を持った提案になると思います。