入賞作品

第13回 : 新世代の美術館

最優秀賞

最優秀賞

鳥巣良太、山本典弘、小林大

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COMMENTS

審査委員長 岡田新一
都市という見方を東京湾にまで広げている。東京湾は湾岸諸自治体の広場として、首都圏の中心的空間になるときがくるであろう。そこで、湾岸に生ずるゴミ処理の問題を技術化し美術館ととらえたところがとくに優れている。
審査委員 石野久彌
全員一致ですぐに決定された。ゴミのメタンガス発電をもとに東京湾全体を美術館としてとらえている。カセット式に増幅可能なシステムとなっている。
審査委員 岡 建雄
新しい美術館という役割と環境保全を結びつけた大きな構想を具体化している。欲をいえばゴミの再生というほかに、リサイクルや海水洗浄化などに関して、具体的なエンジニアリング技術を示してほしかった。
審査委員 栗生 明
東京湾に浮かぶ巨大なアートとして、ファンタスティックな提案となっている。ゴミの処理というマイナスのイメージを、そのエネルギー利用を含め、プラスに転じた構想力を買いたい。
審査委員 柴田寛二
表面に発色材を装置したゴミ運搬プレートの組み合わせによって、東京湾にさまざまな大きな画面をつくろうという大きなスケールのもので、メタンガスによる自己発電をエネルギーとする自己完結型のゴミアートであった。
審査委員 長屋 勝
逆転の発想で、都市生活から生じるゴミをエネルギーとして利用し、見る場所や見る時間で変化する新たな美術作品を東京湾に浮かべた、好奇心に満ちた飽くことのない「新世代の美術館」。