入賞作品

第14回 : 空き地のデバイス

最優秀賞

最優秀賞

浦俊弥、加古藤郁、八木崇

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COMMENTS

審査委員長 原 広司
応募案全体を展望すると、①「空き地」の解釈、②環境論的なデバイスをめぐるアイデア、の二項において、それぞれの案の特性が表出してくる傾向が見られた。当然ながら、プレゼンテーションの美しさは、①、②の基礎となっている。上位の作品群は、②に関する設計の力量を示しており、この力量がほかと水をあけたと考えられる。最優秀賞の浦+他二名案は、①において、解釈の広がりを示し、構想力が光っていた。若い世代や小グループにとっては、②を追究し、完成するに至る作業は、やや難しい一面があるが、最優秀賞の作品は、その困難さを突破した事例であるといえる。
審査委員 岡 建雄
高速道路上を空き地としてとらえた想像力が高く評価された。
審査委員 柴田寛二
高速道路の橋桁四センチメートルの隙間に装置をはめこみ、その長い延長距離を太陽発電に利用する案で、黒白を主体とした美しい表現の作品で、あとでこれが学生の案だと知って驚いた。
審査委員 團 紀彦
応募案は「空き地」の解釈に一つのメッセージを込めようとするものと、「空き地」におけるファンタジーを追求しようとするものに大別されたように思う。私はこうした中で、最優秀の浦+他二名案に見られるような数少ないが構築的で骨のある提案を評価したい。
審査委員 松縄 堅
高速道路の車道を空き地と見立てるものであった。デバイスとして車道に太陽エネルギー収集装置を設けるとの意表をつく提案であった。道路表面は車の通行にも自然エネルギー利用媒体にも用いられる、インパクトの強い提案であった。
審査委員 長屋 勝
高速道路を空地ととらえる発想と、都市景観上のマイナス面が指摘される高速道路に、路面で集めた太陽光を周辺に提供して環境に貢献するという新たな価値を創出した点が秀逸。