入賞作品

第16回 : 環境ミュージアム

最優秀賞

最優秀賞

岸本秀行 、JIIN-YI HWANG(フリー)

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COMMENTS

審査委員長 香山壽夫
地球規模で進行しつつある砂漠化に、壮大な時間、美しい構築体で挑戦する姿勢に感動させられる。
審査委員 伊藤 肇
四十年かけて砂漠に植裁を広げ、最終的にはそれそのものをミュージアムとする作品で、地球環境の浄化に働きかけるスケールの大きな提案であった。
審査委員 梅干野晁
最優秀案と優秀賞の鈴木他案は、砂漠と住宅という空間的にも時間的にも両極をなすスケールの環境を扱っているが、今回のコンペの求めているところの環境ミュージアムに相応しい、すばらしい提案として高く評価したい。
審査委員 古谷誠章
地球上の深刻な問題である砂漠化に真っ向から立ち向かうもので、しかも四十年後、八十年後を見据えたスケールの大きさを感じさせた。すでに緑化された土地と砂漠化の最前線の間を単に往復することそのものが、十分に環境ミュージアムとして機能する。
審査委員 牧村 功
ミュージアムとしては、数十年間のプロセスを経て、初めて展示物として確認できるものである。つくりあげていく過程が展示であり、これを通して人びとが自然の摂理を理解し、人間の生活、エゴが地球を破壊していることを認識し、地球を、自然を大切にし、無駄をなくし、共生していくことの重要性を教えていく環境ミュージアムの提案。
審査委員 山本理顕
地球規模で環境を考えることによって、その隘路を巧みに切り開いたように思う。砂漠化の最前線に緑化装置をつくる。その緑化の場面がそのままミュージアムである。八十年、百年という長いサイクルとともにあるミュージアムという概念が魅力的だと思う。