入賞作品

第17回 : まちを活性化させる駅

優秀賞

優秀賞

杉野卓史、道勇直記、小林陽一、高野直樹、高橋冬扇、奥貴人(安井建築設計事務所)

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COMMENTS

審査委員長 香山壽夫
都市生活者に日常的な農業生活を可能にさせようという今日的課題を、駅に積層された菜園によって実現しようという興味深い提案である。菜園で覆われた都市の駅は想像するだけでも楽しい。
審査委員 岡本 賢
駅に立体化された農地を組み込み、地中熱や自然エネルギーを利用してさまざまな農耕栽培を行うという提案で、都市生活の中で通勤の行き帰りに菜園を楽しむことができるという楽しい光景である。
審査委員 加藤信介
結構皮肉な問題解決法である。自然回帰の風潮にあって、農作業は工業や商業と異なり自然と親しむよい機会、さらには「イヤシ」系のイメージを与える。家庭菜園を鉛直に集積した駅の人工空間で通勤の合間のわずかな時間で「力ずく」で実現させることの矛盾が、筆者には面白い。
審査委員 内藤 廣
駅と農業という奇妙な組み合わせだが、今回の応募案にはかなりの数、緑化や農業というアイテムが見受けられた。その中では、システムの提案や駅との組み合わせなど、最もまとまったかたちでの提案だったと思う。