入賞作品

第19回 : キャンパスにつくられる子どもスペース

最優秀賞

最優秀賞

江崎岳史、矢倉芳美、飯島貴広、寺島雅樹、本山浩子(芝浦工業大学大学院)

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審査委員長 仙田 満
キャンパスのフェンスと境界装置を子どものスペースとして転換していた点で、とてもユニークな案であった。垂直のファンスをねじり、展開することによってパーゴラ化し、日陰をつくり、時にアジト空間化し、魅力的な連続的な境界を形成することに成功している。
審査委員 岡部憲明
フェンスという簡便な手段を用い、都市空間を変容していく巧みな提案で、子どもの生き生きした動きとキャンパスがよみがえる姿が目に浮かぶとともに、都市空間の変化が見えてくる。
審査委員 小嶋一浩
そこにすでにあるものだけを材料に、固定されてしまったキャンパスの空間の軽々と変換してみせる手綱さばきの見事さは、優秀案の石原案と通じるものがある。
審査委員 竹井秀雄
大学とコミュニティを隔離しているフェンスの一部をリノベーションして、新たな空間に再構築する案。「子どもスペース」として巧みな空間活用のアイデアを展開しており、今回の課題に対する回答として評価した。惜しむらくは、近隣に開かれた大学として、次世代の子ども育成を媒介とした、エネルギー活用や情報活用などを組み込んだ、地域コミュニティと連携する提案がほしかった。
審査委員 中村光男
市街化される多くのキャンパスの少ない面積に線で緑を復活させるとともに、周辺地域との接する領域の環境を良好なものとしつつ、子どもを含めて周辺住民に変化のあるプロムナードを提供しようというもので、実現性の高さと課題の主旨に沿う内容とが高く評価された。また、子どもだけのスペースとせずに、大人もともに楽しめる空間を提案されたことも好ましく感じた。
審査委員 大谷 勉
キャンパス内外の境界領域を使い、子どもが自由にのびのび遊べるスペースを見事につくり出している。