入賞作品

第19回 : キャンパスにつくられる子どもスペース

優秀賞

優秀賞

石原智(愛知県立芸術大学)

作品の全体を見る PDF(1.8MB)

COMMENTS

審査委員長 仙田 満
インスタレーション的な面白さを持つもので、具体的に道をつくり上げたプレゼンテーションもデザイン的にスマートにまとめられていて、最後まで最優秀賞と競った。
審査委員 岡部憲明
優秀賞の中で石原案にはとくに注目した。キャンパスの中の空地を創造的行為の空間へと導き、子どもたちの自由でのびやかな動きが現れてくる。
審査委員 小嶋一浩
石原案にいわゆる建築や設備の道具立てはまったく登場していない。原っぱの草を刈るだけの行為で、しかし、その場所にその時限りで現れる空間とアクティビティを見事に描ききってみせた。「空間は・モノ・ではなく・出来事・」なんだということを、軽やかに楽しそうに、そして見事なプレゼンテーションでまとめ上げた力量はすばらしい。PC上の作業ではなく、他者をまき込んで身体を動かしてつくり上げた作品だから可能となった説得力と、それが暑苦しくも押しつけがましくもならないセンスもうれしい。
審査委員 竹井秀雄
大学内の自然が残る遊休地を、「キャンパス内につくられる子どもスペース」として地域に開放する案。それも実際に検証して、子どもたちが自然にまみれて遊べることを確認している点を評価した。
審査委員 中村光男
子どもの遊び場としての原点を取り戻そうという提案で、その内容は、素晴しいプレゼンテーションとともに高い評価を得た。しかし、都心回帰が進むキャンパスの中で、選ばれた敷地が恵まれた条件にあり過ぎるように思われ、少差で次席となった。