入賞作品

第20回 : 温暖化地球におけるノアの箱舟

優秀賞

優秀賞

釜萢誠司、針谷將史、渡邊文隆、椎木実

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審査委員長 伊東豊雄
人類の叡智を象徴する書物のアーカイブを箱舟と見立て、モノリスのように地球を覆うグリッド状に配置する。
審査委員 鎌田元康
資源としての書物を後生に伝える容器を世界中に置く。
審査委員 北川原温
自然の保全ということに失敗した社会の知的財産を、二度とその失敗をくり返さないために知の墓を世界中につくるという案にしたほうがよかった。世界地図上に均一に箱舟を配するのは荒唐無稽だが、グラフィック表現はなかなか上手い。
審査委員 小嶋一浩
地球環境問題に直接タッチしないアプローチで異色な魅力を持つ提案だが、もっと物語読みに徹してくれればトップもあり得たと思われただけに最後に息切れしたのが惜しい。
審査委員 中村光男
書物というまさに文学的な意味を前面に出した提案で表現にも詩情を感じる提案で、独自性に優れていた。
審査委員 村松映一
未来の大地の復活と資源を予兆する大胆な構想に新鮮さを覚えた提案である。均等に配分された書庫がその地域の環境疎外になるのではないかと思われる表現に難があり、書庫を魅力ある存在として暗示させるにまで昇華しえなかったことは、審査委員として悔やまれる。