入賞作品

第23回 : 風と生きる建築

最優秀賞

最優秀賞

橋本佳典、稲葉裕史、榎本裕一、川﨑香織、藤生 恵、山田大智、渡邉 瞳(株式会社、ジェイアール東日本建築設計事務所)

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COMMENTS

審査委員長 内藤 廣
都市部での風の問題はよく話題になるが、地方都市の街づくりで風を活用するというのは聞いたことがない。街の記憶と風の有効利用がバインドされる、というのはナイーブで素晴らしいアイデアだったと思う。
審査委員 新居千秋
常滑に残る60本の煙突をうまく使い、風と原風景を調和させた提案で、イタリアのサンジミアーノという塔のある街のようなものを日本にも街おこしも含めて出来る案である。もっと風と街の構成や、街全体のクーリングシステムを詰めて、風を煙突から出すだけでなく、逆に風を取り入れるなど、技術的に詰めてほしい。
審査委員 大高一博
風の強い地域の景観保全や街の記憶の保存が、「風と生きる」というテーマにうまくマッチしたことが、審査員の高評価を得た理由と思う。
審査委員 可児才介
古い煙突が新しい機能をもったランドマークとして街並みに息吹を与える美しい案で、サステナブルな街づくりの基本は多くの人が継続的に集い、長く愛される場をつくることであることを想い起こさせてくれた。
審査委員 妹島和世
使われなくなった煙突を町の再生に使うという案で興味深かったが、具体的な場所を使っていながらどのように風とともに生きるかという提案が一般的で抽象的であった点に不満が残った。