入賞作品

第26回 : 地球環境に住む建築作法

優秀賞

優秀賞

水越英一郎、北村 侑、大澤久美、菊池悠二、谷田要介、濵田貴広、木原紗知(株式会社 山下設計)

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COMMENTS

審査委員 岡本慶一
生態系のサイクルを尊重し、山の周期、すなわち人工林の100年オーダーの循環サイクルに沿って、山に住まう作法を提案している。蒼い地球を取り戻す、ゆったりとした時間を感ずることのできる秀逸な案である。ただし、敷地として選定している石巻市近郊での山の民の住まい方や、街との関係にリアリティが不足している難があると感じた。
審査委員 田辺新一
スケッチが印象的であったが、もう少し森に住む人びとの生業、教育、営みがどのように考えられているかが知りたかった。外部との接触なしに85年を生き抜くのは難しいだろう。
審査委員 原田 仁
石巻市をモデル地区とした健全な森の育成とその中での人間の生活をテーマに愉快な提案がなされた。木の成長に合わせた育成と伐採スケジュール、それに伴う住居そのものの移動を可能とした住まいの提案である。まるで遊牧民の「ゲル(パオ)」のように簡単に組み立て可能で移動できる仕組みを採用し季節に合わせ外皮の性能を変える面白さがある。
審査委員 日置 滋
山のリズムに合わせ移り住まうという壮大なテーマと絵の美しさに感動した。ただ、家族を含めた日常生活が感じられないという疑問に応えられなかったのが残念である。
審査委員 松田明彦
環境をよくする建築を考えたという発想は評価でき、豊かさとは何かというものを問うような作品だった。