入賞作品

第27回 : 「設備」を可視化した建築

優秀賞

優秀賞

坂本達典、稲垣 拓、今林寛晃、岡崎佐和子、倉持拓也、タライエ・ファラザネ、戸塚千尋、松原嘉一、赤澤大介(株式会社山下設計)

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COMMENTS

審査委員 田中孝典
設備の機能を持つ建材で建物を建築するもの。設備と建築の境界をなくして、まさに「設備を可視化した建築」を提案している。今回の課題にまともに取り組んだ意欲的なアイデアである。
審査委員 原田 仁
カーボンナノチューブを編み込み設備と構造を一体とした提案であった。チューブ内に冷温水を流し輻射空調を行い、またセーターのように編み込まれた隙間から光の透過により外光を取り入れる提案であった。構造と設備の一体化は古くて新しいテーマであるが、設備更新の必要性から実現の最も困難なものではあったが、腐食性のないカーボンにより第一関門をクリアした。ただし外壁材としての機能を持たせたために、輻射効果について入力値に対し室内空間への出力値がきわめて少なくなる(外部空間への放熱が大きい)ことを工夫する必要があった。
審査委員 児山 靖
素材としてカーボンナノチューブを用いた建築・設備・構造が一体となった建物デザインに未来性を感じた。