入賞作品

第30回 : 人のこころを守る建築

優秀賞

優秀賞

鈴木愛子、川上咲久也、川上祐司、丹波慶人、長岡秀太(株式会社 ジェイアール東日本建築設計事務所)

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COMMENTS

審査委員長 古谷誠章
不可視なままでこれまで暗黙のうちに公に依存していた都市インフラが、時に脆弱な一面を現すことに警鐘を鳴らす時宜を得た提案であった。
審査委員 奥宮正哉
単に機能的であったインフラを、人のこころと寄り添える場所として再構築し、インフラを顕在化し繋がりと支えの実感による人びとの安心感を生み出す仕組みを提案しており、これからの街づくりで十分にあり得ると思いました。
審査委員 工藤和美
都市の地下空間に対するインフラと環境に関する提案は、タイミング的にもリアルな刺激となりました。
審査委員 車戸城二
生活者にとって不可視な都市機能を自然と絡めて顕在化させようとする案で、この環境コンペの存在趣旨にも沿っている。原発事故を思い起こすまでもなく、都市住民がこうしたインフラの存在から不感症になることの危うさを考えると、重要な指摘であろう。
審査委員 千鳥義典
生活を守るインフラの顕在化によりその重要性を再認識することで、人とインフラの新たな関係性を構築しようとする。まさに博多の陥没事故を予見していたとも言える着眼である。だが、事故で露呈した都市の脆弱性を眼前にした時、その提案に空虚さを感じたのは私だけだろうか。
審査委員 吉岡朝之
懐の中というのは一般的には見えないものであるが、それをあえて見せてしまうところに興味を覚えた。大江戸線沿線を意識した緑と水と諸々のインフラのネットワークを防災というキーワードで繋ぎ合わせた斬新な都市形態の提案。コンセプトとしてはとても魅力的だと感じた。