入賞作品

第30回 : 人のこころを守る建築

優秀賞

優秀賞

江森湖輝、信川侑輝、花岡航、大加戸亮磨、石田修一朗、佐藤恵治、大宮司、山本健太、森下裕介*(KAJIMA DESIGN/*アルモ設計)

作品の全体を見る PDF(1.9MB)

COMMENTS

審査委員長 古谷誠章
アジアの各国が文化の多様性を保ちつつ触れ合うための道を模索する観点からの、これも非常に本質的なテーマを掲げている。
審査委員 奥宮正哉
違う国の人びとのぶつかり合う心、繋がり合う心を理解した上で、不可侵な空間アジールを、多くの人が自ずと寄り添える染物を活用しながら形成していくというものであり、自然な感じにとても安心感を覚えました。
審査委員 工藤和美
提案で示されたアジアの交流は、類似と差異をよく示していました。
審査委員 車戸城二
人のこころを守る建築は日々の生業の中にあるとし、またグローバルvsナショナルという二項対立に行き詰まる不寛容に対し、アジアという中間領域を示す柔軟な態度に共感した。美しい提案の姿も魅力的だった。
審査委員 千鳥義典
アジア圏の染めの文化的同質性に着目し、その生産の集積により民族交流を促し「こころを守る場所」をつくる試みである。現代における地域に根差す産業の人為的集積が、テーマパーク的発想の観光資源の域を超えて、異なる価値観を持つ異民族の共存というきわめて重いテーマの本質的な解決になり得るか。
審査委員 吉岡朝之
アジア各国にそれぞれに根づく染物文化に着目し、染物の工程と街づくりを一体化した提案。随所に染物工程を上手に活用した工夫が見える。アジアの民族が交流する国際色豊かな水辺の街。日本にとどまらず、アジア各国にこんな街づくりが実現するとおもしろいかもしれない。